血圧を下げる食品!

一体なぜ、年齢を重ねると血圧が上昇してしまうのでしょうか? 

 主に3つの要因があります。 

 1、自律神経が暴走する!?

 年齢を重ねると、血圧をコントロールするホルモンや自律神経の働きが乱れてしまい、ノルアドレナリンという物質を過剰に分泌するようになってしまいます。実は、このノルアドレナリンが血管を収縮させ、血圧を上げてしまう大きな要因となっているのです。 

 2、質の高い睡眠がとれていない

 睡眠時間は少ないほど血圧が高くなる傾向が高く、睡眠時間が6時間と5時間のグループを比較する時に、5時間のグループが血圧が高くなる割合が37%も増えたというデータもあります。 また、血圧が高い方は睡眠の質自体も悪いことがわかっているため、いかに「睡眠の質を高めるか」が血圧を下げるための秘訣になってきます。 ※睡眠不足による血圧や健康への影響は厚生労働省のサイトにも掲載されています。 

 3、酸化悪玉コレステロールによる影響

 悪玉コレステロールは加齢に伴って増加すると言われています。この悪玉コレステロールが血中で増えると活性酵素により酸化し、酸化悪玉コレステロールに変化してしまいます。 実は、この酸化悪玉コレステロールが血管壁内に蓄積していくことで、血管を狭めてしまい、最終的に血圧を上昇させてしまうのです。 

①ノルアドレナリンの分泌を抑えること。

②睡眠の質を高めること。

③悪玉コレステロールの酸化を抑えること。

の3つが血圧を下げるための秘訣!

 血圧を下げるための4つの方法

 1、食生活を見直す

 塩分と炭水化物を控えて、カリウム・カルシウム・マグネシウムと食物繊維、タンパク質を多く摂るように意識しましょう。この3つのミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム)は塩分(ナトリウム)を排泄する効果があるため、血圧低下に貢献してくれます。 また、トマトに含まれているリコピンや、ナスに含まれているアントシアニンなどの天然色素、赤ワインやお茶に含まれているポリフェノールなども、血圧対策として効果的です。

 2、有酸素運動を取り入れてみる

 有酸素運動は高めの血圧を改善してくれる方法の一つです。普段の生活の中で可能な散歩やウォーキング、ストレッチなどを無理のない範囲で取り入れてみましょう。特にストレッチは血管を伸ばし、柔らかくするのでオススメです。 また、夕方から夜(就寝の3時間くらい前)にかけて運動をすることによって睡眠の質も高めることができます。 

 3、タバコとお酒を控える タバコとお酒は血管を収縮させて血圧を上げることがわかっています。特にお酒は血圧だけでなく、脳や心臓にも直接負担をかけてしまうため、様々な病気の要因となります。なるべく控えるようにしましょう。

 4、GABA(ギャバ)を摂取する

 ギャバはノルアドレナリンの過剰な分泌を抑えてくれる成分として公式に認められている成分で、高めの血圧を低下させるのにギャバを摂取するとわずか2ヶ月で血圧を低下させることができ、服用を中止した途端に血圧がまた以前の数値に戻ることもわかっています。 また、上記のほかにも、ギャバには「睡眠」や「疲労、ストレス」をはじめとした4つもの悩みにアプローチをしてくれます。 これらは血圧が上昇する主な原因でもあるため、ギャバを摂取するだけで根本から血圧対策をすることができます。 ただ、このギャバ、通常の方法では摂取しづらく、1日に必要な量である100mgを摂取するには毎日バナナを30~50本も食べなければいけません。 流石に毎日30本は難しいですよね。 特にオリーブやトマトは酸化を抑制する植物としてとても有名なので、注目すべき成分です。 

GABA 

抗ストレス作用で癒し効果をもたらす 「GABA(ギャバ)」とは植物や動物の体内にある天然のアミノ酸。抗ストレス作用があり、気持ちを落ち着かせる効果があるといわれています。ここではGABAの特徴や効果・効能、副作用について紹介しています。 3番勝負 GABAとは What's gaba 発芽玄米に含まれるリラックス成分 GABA(ギャバ)は正式名称を「γ-アミノ酪酸(らくさん)」と言い、抗ストレス作用や不眠症の改善に効果があるといわれている成分です。イライラにも効果があるとされ、サプリや食品などで名前が知られています。そんなGABAとはいったいどんな成分なのでしょうか。 

 ●抗ストレス作用で気持ちを落ち着かせる GABAとは自然界に存在する天然アミノ酸で、体内でも生成される成分。食品では特に発芽玄米に多く含まれています。抗ストレス作用が証明されており、気持ちを落ち着かせる効果があるのだそう。現在はGABAを含んだ食品やサプリも販売されている、知名度の高い成分です。 GABAの特徴 Property 中枢神経や末梢臓器に存在するリラックス成分 GABAが初めて発見されたのは1950年のこと。1961年には医療用医薬品として認められ、1984年頃から一般的な知名度が高まってきた成分です。 2001年以降は厚生労働省から食品の成分としても定められ、現在ではリラックス作用に効果のある成分として知られています。

 ●グルタミン酸から作られる物質 GABAは体内で生成できる物質ですが、大豆や小麦などに含まれている「グルタミン酸」というアミノ酸から多く作られます。しかしグルタミン酸の摂取だけでは効率的に生成されず、乳酸菌などの微生物のサポートも必要です。そのため体内のGABA量を多くしたい時は、発酵乳製品と、大豆や小麦から作られた食品も積極的に摂取するようにしてください。

 ●中枢神経で自律神経やホルモン分泌に関わっている 人間の体内に存在するGABAは、中枢神経や腸管などの末梢臓器に多いと言われています。そのため自律神経や、その周辺で働くホルモンの分泌を調整する役割を担っています。 GABAで注目されている効果のほとんどは、自律神経である交感神経の働き、ノルアドレナリンの分泌を抑制させることによるものです。 Effect GABAが持つ効果・効能とは? Effect 交感神経の抑制によって健康を保つ GABAは脳の血流改善、アルコール代謝促進、腎・肝機能活性など、様々な効果を秘めています。こちらでは、GABAの効果として最も有名な「リラックス効果」「睡眠効果」「高血圧予防効果」についてご紹介します。 

 ●神経を抑制することで気持ちをリラックスさせる GABAは人間の中枢神経に存在しますが、中枢神経には興奮性と抑制性の2種類があります。GABAは抑制性の中枢神経を活性化させるため、体内に増えることによって、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。 さらに、GABAを摂取することで、末梢神経にあるGABAを作用させる受容体が活性化し、交感神経を抑制。交感神経は、不安感やイライラを感じた時に優位になる自律神経のため、交感神経を抑制することで、ラックスを司る副交感神経が優位になり、精神を安定させることができます。

 ●入眠をスムーズにする効果 GABAによる交感神経の働きを抑制させる作用は、睡眠に不要なホルモンの分泌を抑えることにもつながります。ノルアドレナリンやドーパミンなど、興奮系の物質を落ち着かせることで、眠りに入りやすい状態を作り出します。

 ●高血圧を正常値に近づける効果 GABAの摂取によって高血圧が改善されたという報告があります。しかも血圧が高ければ高いほど、血圧を低下させる効果は強く出ます。しかし正常血圧の方が摂取した場合、更に血圧が下がるということはありません。このことから、血圧を下げる効果というよりも、血圧を正常に保つ効果があると考えられます。 交感神経の働きを抑制する 血管の収縮を抑制する 尿を抑えるホルモンの分泌を抑制する GABAで血圧が正常化するのは、この3つの働きがあるため。交感神経の働きを抑制することでノルアドレナリンの分泌を抑え、血管の収縮を予防します。交感神経の抑制は、高血圧を引き起こすイライラやストレスを抑えることにも繋がります。 尿をスムーズに排出させることで、体内のナトリウム量を減少させることも血圧改善の理由の一つです。 

 ●コレステロールや中性脂肪を抑制 腎臓や肝臓などの働きを活発化することで、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を調整することができます。また、成長ホルモンの分泌も促進させるため、脂肪の代謝を上げることで中性脂肪を減らせるのが◎。

 ●その他の効果 脳内の血流を活発にする働きにより、脳に運ばれる酸素の量を増やします。酸素量が増えることで脳細胞の代謝機能が上がり、脳が活性化するそう。 GABAを使った実験では、疲労感の軽減と作業効率の向上にも効果があることが証明されました。抗ストレス作用がある成分として今後も利用されることが期待できます。 ほかにも記憶力・学習能力の向上やアルツハイマー病の予防など、さまざまな効果があることがわかっています。 Side effect GABAの副作用 Compare 重篤な副作用はほとんど報告されていない GABAは元々体内に存在する物質であり、安全性は高いと言われています。

  GABA量が多いものを見てみると、100gあたりの含有量は次のようになっています。 

発芽玄米…10mg 

ナスの塩漬け…73~200mg 

ナスのもろみ漬け…130mg 

大根のたくあん漬け…30~110mg 

温州ミカン、オレンジ…30mg 

漬物は100g中に含まれる量としてはかなり多く、塩分の摂りすぎに注意すれば、漬物からだけでも十分に摂取できます。これらの数値を見ると、毎日の食生活の中だけでもGABAの1日必要摂取量は、難なく達成することができるでしょう。

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BWAは、Wellnessをテーマに「活き活きと輝く」ことを目標として、皆様の目指すものへの挑戦をサポートする情報を提供していきます。

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